今年のTAMAは平日のみの参加だったので、「ある視点」を3日間連続で見ました~。
「自分大好き!」で「すべて人のせい」なキャラが苦手なので、意外とそういう主役の作品多かった気がする。でも面白い作品にもたくさんであえてよかったです。初日は中嶋駿介監督の『Share the Pain』面白かった!たぶん賛否両論というか、女性と男性で意見変わるだろうから、見た後話がしたいテーマの作品なので、やりたーい!自分でもまだどっちなのか整理できてないけど、フェミな方々と囲んで話したい。有佐ちゃんや石本径代さんなど『カランコエの花』出演者がかぶってるのも興味深かった。関西クィア映画祭とか好きそうなテーマだなあ。
2日目、『おろかもの』はSKIPで見てるから、再度見直した感じ。アテ書きなので、俳優さんたちのハマりようは本当に素晴らしい。再度女性陣3人の関係性は面白かった。最近イワゴウさんをCMで見た気がするぞ。
『かく恋慕』では芋生ちゃんは残念でしたが、手島実優ちゃんはいらしてました。あいかわらずかわいい。なんか結婚してるイメージがないので、最初は違和感だったけど、「におい」を描くということ、そこにいない人を思うことなど個人的に愛おしかったです。
薮下雷太監督の『BOY』、いったいどこに着地していくのか、彼は何者なのかと探るうちに周りのキャラがたってきて、というWSのツボにハマった感じ。監督都俳優がウィンウィンになるタイプの作品ですね。すごく面白かったです。
3日目、藤田直哉監督の『Stay』、「結局逃げてくる前と同じになっちゃった」といって出ていく彼女のセリフが刺さりました。集団の中で自分の役割が固定されてしまうと、同じ繰り返しになりがちかも。そうなりたくない人たちでも集まると自ずと自分の立ち位置が決まってしまう。そんなところが興味深かったです。私も出ていくと思いますw。
いろいろな映画祭で名前を目にする『中村屋酒店の兄弟』もようやく見れました。今回本当になんの前情報も入れてこなかったので、藤原季節くんだったのか、と嬉しかったです♪それも舞台挨拶でもしっかりしてる印象で好感度増しました~♪うちは姉妹なのですが、状況は似たような感じで共感もでき…よいお話でしたね。
中川奈月監督の『彼女はひとり』もようやく見れました。なんか濃かった。60分に詰め込むんじゃなく、長編でもよかったかも。福永朱梨ちゃんが圧巻です。舞台挨拶でも言ってましたが、櫻井保幸くんが清涼剤となっててよかった。監督はホラーが作りたかったとのこと、次回がっつりホラーをぜひ。
舞台挨拶後、休憩時間が短く、お話したかったけど、できなかった方々が多かった…。ご挨拶もできなかった皆様、不義理をお許しください。
TAMAだけでなく、午前中は大槻香奈さんの個展や飯塚貴士監督のフォーカードのコラボメニュー食べに行ったりと、映画だけでなく、充実した3日間でした。
新しいシアターカフェにむけて、鋭気もやる気もいただいたので、オープンにむけてがんばります!しばらく土日のイベントなどにはなかなか参加できないのですが、お許しを~。