私たちにとっては空気のような、当たり前のようにそこにある「ポップカルチャー」。だけど、それはいったいどんなカタチをしたものなんだろう? それは私たちの想像力のありかたにどんな影響を及ぼすのだろう? そんな疑問を抱いたとき、実はあなたは「研究」の扉の向こう側にいるのです。
大須ポップカルチャー・ゼミ――アニメやマンガ、ゲームや音楽について考え、発表し、みんなで意見交換しませんか。
イラスト:Bcoca日時 6/11(日)15:00開始予定(2時間半程度の開催を予定)
料金 600円(1ドリンク付)
定員 20名 満席なので締め切らせていただきます、ご予約のない方はお入りいただけません。どうぞご了承ください。
企画 yamamori、広瀬正浩、神無森カヱデプレゼン①スキありっ!映像考察タイム 第1回 『風立ちぬ』〜すべては4分間の予告編に〜映画が伝えたいことは、脚本や演技だけでなく、映像の随所に仕込まれています。本プレゼンでは宮崎駿監督作品『風立ちぬ』を題材にし、演出に隠されたメッセージを分析します。映画の再発見を一緒にしましょう。
スピーカー yamamori(やまもり)名古屋学芸大学映像メディア学科卒業。在学中は映像やワークショップなどについて学ぶ。卒業後はあいちトリエンナーレ2013や足助ゴエンナーレなどのアートイベントにスタッフとして参加。トークイベントは今回が初出演。
プレゼン②遊びで終わらない!?日本のRPG ~『FINAL FANTASY ⅩⅤ』から見える「旅」と「セカイ」~昨年11月に発売され、ネットで話題を呼んだ『FINAL FANTASY ⅩⅤ』を取り上げ、私達はロールプレイングゲームの何を楽しみ、どんな経験を得ているのかを明らかにします。ゲームを研究する世界へ、一緒に旅に出てみませんか?
スピーカー 神無森カヱデ(かなもり かえで)椙山女学園大学国際コミュニケーション学部表現文化学科卒業。在学中は映像表現を中心に現代表現文化を学ぶ。卒業論文にてロールプレイングゲームを取り上げ、テレビゲーム研究に関心を持つ。その他、個人的にマンガ、イラストなどで表現活動も行っている。
鼎談「大学から離れて現代文化を研究する」今回の発表者は、お二人とも既に大学を卒業しています。「研究は大学で行う」というイメージもある中で、なぜ、どのように研究をするのか……お二人から話を聞きながら、ポップカルチャー研究のヒントを探ります。
パネラー 広瀬正浩、yamamori、神無森カヱデ広瀬正浩(ひろせ まさひろ)椙山女学園大学国際コミュニケーション学部・准教授。日本文学研究を中心に、現代における現実とフィクションとの関係性について幅広く研究している。単著『戦後日本の聴覚文化』(青弓社)がある。