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大須にじいろ映画祭2015のおしらせ

5/23.24の2日間、名古屋初のLGBT系の映画祭、大須にじいろ映画祭を開催します。上映会場は大須にある第1アメ横ビル会議室です。サブイベントはシアターカフェで開催します。映画を見て、ちょっとだけでも気づいてもらえたら、と思って始めます。無料上映の作品もありますので、お気軽に参加してくださいませ。

上映作品(長編4作品、短編5作品)
日本初公開
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「Sweet Eighteen」(2013年/中国/85分) 原題 甜蜜18岁 
監督:何文超ヘー・ウェンチャオ 出演:周文奕チョウ・ウェンイー、祁琪キキ、滕飛トウヒ、鄭爽ジェン・シュアン
字幕翻訳:秦勤シンキン、許逸シン キョイシン
18歳になる少女何那カナは母張蘭チョウ・ランと二人で湘江の小さい町で住んでいる。何那は李聰リ・コンという少年と付き合ってはいるが、恋に夢中になる母の気持ちが理解できなかった。ある日、彼女はバーで仕事をしている夏虹シャアホンという出会う。夏虹に惹かれていく何那はやっと恋の痛みを知るのだった。

愛知初公開
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「四年間」(2010年/スウェーデン/83分) 原題Fyra år till トークゲスト来場予定
監督:トーヴァ・マグヌソン・ノーリング 出演:ビョーン・シェルマン、エリック・エリクソン、トーヴァ・マグヌソン
協力;スウェーデン大使館
スウェーデンで最も人気のある政治家の一人、政党党首のダヴィッド・ホルストはハンサムでユーモアに溢れ、次期首相候補として呼び声も高い。ところが、圧勝と思われた選挙で屈辱的な敗北を味わうことに。そのうえ突然、「男性」に恋してしまうダヴィッド。しかも相手は選挙で勝利した党の期待の新人だった…!

愛知初公開
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「BODY TROUBLE男が女になるビョーキ?」(2014年/日本/90分) (R15) 監督来場予定
監督:浜野佐知 脚本:山崎邦紀 出演:愛田奈々 
製作・配給:旦々舎
引きこもり男が、ある朝起きたら、突然女になっていた!カフカの「変身」のような設定だが、男として鬱屈して生きてきた社会を、図らずも女として生きることを余儀なくされたら、まるで世界が違って見えてきた、だけでなく、さまざまなトラブルに見舞われる、という男女間のジェンダー・ギャップをテーマにしている。

愛知初公開
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「Call Me Kuchu ウガンダで、生きる」(2012年/アメリカ・ウガンダ/87分)
監督:キャサリン・フェアファックス・ライト、マリカ・ゾウハリ=ウォロール
共催:やっぱ愛ダホ!idaho-net.
ウガンダでは「反同性愛法」の成立等をめぐり、非常に激しい攻防が行われてきました。世界を見渡した時、ジェンダーやセクシュアリティによる暴力は非常に多くの国や地域でふるわれています。日本も決して例外ではないと思います。身近な問題の延長戦上として、世界のLGBTの置かれた状況を一緒に考えていきましょう。
©2010 Katherine Fairfax Wright

短編①
特別招待作品「くらげくん」(2009年/14分) 監督:片岡翔

乙女チックなくらげくんはガキ大将タイプの虎太郎が大好き。少年の一途な想いは届くのか?
「空白」(2015年/24分)監督:松山昂史 監督来場予定
すれ違いながらも、現代社会で生きていこうとするゲイカップルを淡々と描く。結婚とは、幸せとは何か?

短編②
「友達」(2009年/13分) 監督:小田学

手を握りたい男とそうではない男の話。二人は友達。
「渚の妖精たち」(2010年/14分) 監督:木場明義
3人のニューハーフが海を目指してドライブ。道中も海に着いても騒動を巻き起こす。
「私は渦の底から」(2014年/27分) 監督:野本梢 監督来場予定
希子は親友に想いを寄せているが、打ち明けられず苦しい日々を過ごしている。そんななか、親友から恋人を紹介される。

上映スケジュール
5/23(土)

11:00「Sweet Eighteen」※無料上映
13:00 短編①※無料上映
14:30「ボディ・トラブル」
17:30 交流パーティー(シアターカフェにて)
5/24(日)
10:00「Call Me Kuchu」
12:30 短編②※無料上映
14:00「四年間」

「四年間」トークゲスト
渡辺芳子さん

東京生まれ。明治学院大学英文学科卒。サンケイスポーツ新聞の芸能記者を経て、フリーのジャーナリスト、イベント・コーディネーター、字幕翻訳として活動。1988年から北欧へ渡り、北欧の音楽、映画、ライフスタイルを紹介。著書に「北欧映画完全ガイド」(2005新宿書房)、2015年10月発刊予定の「国境を越えるヨーロッパ映画」(河出書房新社社)にも北欧映画の原稿を寄稿。字幕翻訳は、デンマークのスサンネ・ベア監督の「アフター・ウェディング」(07年日本公開)「未来を生きる君たちへ」(11年日本公開)など。

●作品チケット
作品ごと個別チケット 1作品1000円
通し券(前売) 2500円 (3作品)
通し券(当日) 2800円 (3作品)
※チケットの払い戻し等はいたしません。
・チケットは通し券以外は作品別のチケット(整理番号入り)です。ご予約の際は日時や作品名、枚数などお間違いなく。
・ネット予約、電話予約の方は当日会場にてチケットと交換になりますので、なるべく開場時間前にお越しください。
・入場は 通し券(当日、前売不問)⇒作品ごとの整理番号順にお入りいただきます。
・無料上映のものも人数把握のため整理券をお渡ししていますので、チケット購入と同じようにお申込みください。
公式サイトから予約できます⇒http://osurainbowfilmfestival.org/

●第1アメ横ビル会議室では、休憩所を兼ねたスペースがあります。
LGBT関連資料などを自由にご覧いただけるようにしたいと思います。
フライヤーなど設置したい方など募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
その他、関連イベント(場所:シアターカフェ)
交流パーティー
5/23(土)17:30からシアターカフェにて
なっとく豚さんがフードの提供をしてくださいます。浜野佐知監督も参加予定です。
会費:1ドリンク付き1500円

・この辺の 空。リターンズ
FOtographer石橋磨季さんの個展をシアターカフェで開催します。テーマはその辺で見られる飛行機。 岐阜基地、名古屋空港、セントレア、小松、築城で撮った航空機写真を展示します。今回は、昨年の個展で出品した作品をメインに展示致します。
石橋磨季プロフィール
1978年愛知県名古屋市生まれ。幼少の頃から性別違和を感じつつ、親の手前、世間様には隠しつつ生活。途中結婚もありました。離婚もありました。でもって性同一性障害の診断も受けました。そんなコントの様な人生の私です。 写真に関してはヒトもモノも何でも撮ります。特にヒコーキに関しては名古屋空港まで自転車ですぐの所に住んでいるため、かれこれ25年以上撮影しています。
日時 5/9~5/31 火曜日定休13-21時
料金 無料(1ドリンクオーダー必須)
場所 シアターカフェ(名古屋市中区大須2-32-24 マエノビル2F)

主催  大須にじいろ映画祭実行委員会
協力  シアターカフェ
後援  スウェーデン大使館
この事業は、あいちモリコロ基金の助成金を受けています。
http://osurainbowfilmfestival.org/