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トーク+上映+展示「惑星オノハナは死ぬのに良い場所」について

晴れ続きのGWですね~、ミドリンゴです。庭の苔が死にかけてたので、大量に水をやりました。生き返りました。

さて、6月半ばに行うイベント「惑星オノハナは死ぬのに良い場所」について紹介したいと思います。
今回、アニメーション作家・小野ハナさん特集です。小野さんはボーカロイドPV作りから映像制作の世界に入りました。そして、本格的に学ぶため、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻で修士修了後は、オニオンスキンのメンバーとして仕事と個人作品でアニメーション制作をしています。

小野さんの作品とであったのは、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了作品上映をさせていただいた時に、スカイプを通じて、トーク出演いただいたことがきっかけでした。(1年次作品「魚のいうことを聞く」を上映)

事前に打ち合わせをしたときは、穏やかな印象の方で、お話を伺っていくと、ボーカロイドPVをもともと作られていたことなどを知り、そういう方も藝大に来るんだなぁと興味を持ちました。

2013年制作の「origami of landscape」は雑貨の折り紙も連動して制作されていて、また死に場所がテーマとなっているが、特に悲惨というわけでもない諦観が感じられる作りが独特だなぁと思いました。そして、第69回毎日映画コンクールで大藤信郎賞を受賞した「澱みの騒ぎ」では、静かでダークな血脈の世界観を表現されてました。

今回、新作「such a good place to die」(助成:文化庁 文化芸術振興費補助金)をメインとした上映イベントをできないかと小野さんから声をかけていただきました。そして、せっかくの機会なので、展示、トーク、上映といろいろな角度から作品をご覧いただく形式になったのです。

小野さんが来場するのは6/14のトーク+上映イベント時のみなので、ぜひこの機会に足を運んでいただけたら幸いです。小さなスペースなので、直接、質問したりお話しやすいと思います。また、上映のみの日も設けていますので、6/14はお忙しい方もぜひ。

●トーク+上映「惑星オノハナへようこそ」
期日 2015年6月14日(日)開場14:30/開演15:00(17:00終了予定)
料金 2000円(エコバッグ/1ドリンク付)、1500円(折り紙/1ドリンク付)
定員 17名
詳細はこちら!

●上映「惑星オノハナに不時着す」
期日 2015年6月15日(月)、6月17日(水)-6月19日(金)19:30-20:00(予定)
料金 1000円(1ドリンク付)
定員 15名
詳細はこちら!

●展示
期日 2015年6月5日(金)-6月27日(日)13:00-21:00※火曜定休
料金 1500円(1ドリンク付)
会場 シアターカフェ(〒460-0011 名古屋市中区大須二丁目32-24、マエノビル2階)
定員 17名
詳細はこちら!

企画 小野ハナ  主催 シアターカフェ

小野ハナプロフィール
1986年生まれ、岩手県育ち。2009年に岩手大学教育学部を卒業後、VOCALOID楽曲にPVを付け動画投稿サイトで発表する活動を始める。約50本の動画を制作した後、本格的にアニメーションを学ぶため、2011年末に活動を停止。翌年の春、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻に入学する。2014年に同専攻を修了。修了作品「澱みの騒ぎ(英題:Crazy Little Thing)」が、Ottawa International Animation Festival 2014(OIAF 2014)の修了制作部門でHonorable Mention(佳作)を受賞。また、第69回毎日映画コンクールで大藤信郎賞を受賞した。映像作家ONIONSKINにも所属しながら、個人でも制作を続けている。