
昨日から始まった「山陽西小学校ロック教室」ですが、本田孝義監督がトークをしにシアターカフェに来場してくださいました。このドキュメンタリーをとった経緯などを詳しくお話いただきました。作品に余計な説明などを入れなかったということもあり、詳しくおはなしいただいたので、トークもおわってみれば上映時間より長かった、ということに!監督からのおはなしだけでなく、お客様からも質問や感想などたくさん出て、盛況でした。ロック教室の講師である森内ベースさんとの予想では10人くらいでなんとかやっていこうと思っていたところ、30人のこどもたちが参加したいと申し込みがあり、3班にわけて進めていったこと。また1日に練習できる時間が20分×2回、しかも週4回しかできないという限られた時間であったこと。そのため2ヶ月の練習時間も3班で交代にまわしたら結局1班5時間くらいで発表会に挑んだということになるそうです。それでオリジナルの楽曲を作ったというのはすごいですね。各自希望する楽器が綺麗にわかれ、また班分けもスムーズにいったので、途中でケンカするなど揉めごともなく進んだということですが、やはりこの時代は女子生徒のほうが大人に見えますね。落ち着きが違いますもんw。1年たって岡山映画祭で再会した子たちはそのままギターを続けていたりと嬉しい結果にもなっているようです。お仕着せでなく、自らやりたいと思ってこどもたちが参加しているので、本当にいきいきと楽器にふれ、音楽を楽しんでいる姿が見て取れます。教育に携わる方やこどもをもつ親にも見て欲しい作品です。また音楽をやっている方には音楽の楽しさの原点を思い起こさせてくれるとの感想もいただき、まさしく!と思った次第です。そのほか本当にたくさんの裏話もお話いただきました。とても充実したトークだったと思います。監督のトークは本日だけでしたが、上映は20日まで続きます。ぜひ興味がある方、見に来てくださいね。
「山陽西小学校ロック教室」~2/20(金)
連日14:00/20:00の2回(火曜日除く)
詳細は
こちら。