
3連休のまんなか、頃安祐良監督が舞台挨拶に来てくださいました。なんと男性率100%というなか、Aプロから。私の大好きな「降霊」と言ったら、お客様がなぜかウケました。でも「降霊」が一番評判いい感じです。自分を信じてよかったw。「降霊」は水戸短編映画祭で「シュナイダー」が受賞したのを機に短編を作らねばならず、短時間でできるものといってさっくり作ったそうです。あまり書くとネタばれになりそうなので、書きませんが、木村知貴さんの名演もさることながら、うまくできた脚本だと思います。怖くないし、女性も見に来て、そして笑って欲しいです。「想いは~」も脚本家のマキタカズオミさんと一緒に作った作品で、高校生の恋愛を撮りたかったとのこと。今は売れっ子になっている前野朋哉くんが、学生服で出ているのも懐かしい作品です。
Bプロの3作品もそれぞれの作品のことをお話いただき、客席からの質問などを受け、なごやかに閉会しました。皆さん、キャストについて興味があったようですね。私も大好きな小宮一葉さんの話や、「ババア」の主役中村朝佳さんの「ひからびた肌」での役のことなど。もともとワークショップの作品だったそうですが、中村朝佳ちゃんの役は足して出したほど、その存在感、演技力はピカ1だったとか。火炎瓶を投げるシーンを撮りたくて書いた「ぴかぴか」ですが、たいへんだったので二度と嫌だというエピソードや、「誕生日前日」のトイカメラでの撮影などいろいろお話していただきました。その後はプチ打ち上げもあり、アイドル話から親しい監督の話などいろいろお話できてよかったです。
すべて名古屋では初お目見えの作品ばかりですので、この機会を本当にお見逃しなく。「シュナイダー」は今は封印されているとのことなので、いつの日かみることができるといいな、と思います。
3日(祝月)は17:30から2プロ、5日(水)からは19:30から1プロづつの上映となります。
バラバラで2プロ見る方も割引料金ききますので、次見る日をおっしゃってくださいね。
お待ちしております。
「あの娘、早くババアになればいいのに」公開記念 頃安祐良監督特集上映 詳細は
こちら。