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Saiさんと歓談しました!

台風すごいですねー、ミドリンゴです。

今月25日に、マジックショー「魔術空間」を行っていただくSaiさんが、この前、お店へお寄りくださりました。実は、私はお会いするのが2回目!Saiさんとマジックの出会いや、現在のご活動に至る経緯、マジックの歴史やしくみなど、いろんなお話しを伺うことができ、楽しい時間でした。

そして、実際にいくつかマジックを見せてくださり、とてもおもしろかったです。見せていただいたのは、技術により見せるマジックと、暗示などを応用したものの2タイプ。
カードを操る技術で、決まった数のカードをはじき出したり消したり、タネがあると言われても、まったくわからないし、テレビだと何とも思わないけれど、目の前でやってもらうと本当にびっくりします。そして、頭に思い浮かべた数字や文字を当てるというものも、やはりタネがわからないので、おもしろかったです!
それと、催眠術系の暗示によるものも、脈が止まって見えたり、指が勝手に動くとか不思議でした~。手の技術に加え、マジックという視点から相手を観察したり、問答による推測をするなどの理論的な側面と、シンクロニシティや暗示により行うものなど、いろいろな要素が合わさっているとのこと。

マジックの技術自体は、中世のイギリスなどの魔女裁判で、魔女かどうか判じる道具、刺すと先端が引っ込む針など、いかさま道具も元になっていることや、道端でローブを着て魔術師が行なっていた怪しいものから、当時の正装であるモーニングで、社交の場で明るく行うものに移行し、それが現在のスーツを来て行うショーの元になっていたり、イギリスではやった降霊術の技術が元になっていたりと、過去の様々な技術を組み合わせて今があることなど、いろいろなお話も伺えて、興味深かったです。

それから、コンペやレクチャーのある、大会も各地で開催されていて、海外ゲストも来たりするそうです。
パフォーマンスとして見せるエンターテイメントと、手品自体の技術の2つの側面があり、両方できるようになるのは、かなり修練が必要そうでした。日本はアマチュアの層が厚く、仲間内で技術を競い合ったりするなど、一般からは見えないところで、マジックを楽しむ人たちも、多く存在するそう。

Saiさんとしては、従来のマジックとは一味違う、もっと身近ながら、魔術のように不思議な体験を来場者に味わってもらえるようなショーを目指しているそうです。そんなSaiさんによる1日限りのショーを、ぜひ体験いただければと思います!

マジックショー「魔術空間」
日時 10/25(土)15:00/19:00
料金 2000円(1ドリンク付)
詳細/ご予約はこちら!