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『片袖の魚』+東海林毅ショートフィルム選(大音量上映)

『片袖の魚』+東海林毅ショートフィルム選(大音量上映)
シアターカフェでも大音量上映にチャレンジします♪『片袖の魚』見逃した方や東海林監督の過去作をご覧になりたい方、ぜひお越しくださいませ。
上映作品(4作品計75分)
『23:60』(2007年/20分)  
『ホモソーシャルダンス』(2019年/11分)  
『帰り道』(2019年/10分)   
『片袖の魚』 (2021年/34分) 

予告編 https://t.co/oC3KOgzNtq
リモート舞台挨拶予定
2/19(土)上映前 イシヅカユウさん、広畑りかさん、東海林監督
20(日)、25(金)、26(土)上映後 東海林監督
27(日)上映後 イシヅカユウさん、広畑りかさん、東海林監督

日時:2/19(土)~2/27(日)  連日18:30~19:45 ※火水定休
料金:1300円+1ドリンク(600円~)
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作品紹介
『23:60』(2007年/20分) 監督・脚本・アニメーション制作:東海林毅 出演:井口龍太(声)
 
23_60_still_2017_001_R_R.jpg
ネットゲームに没頭する青年“Qwer”は、所有者を失い廃墟となったエリアで“Ame”というアバターと出会う。セリフなしのチャットログによる会話劇。肉体の無い世界ゆえに際立つ人間の存在をほぼ全編ゲーム画面で描く。20代の終わりに実際にネトゲ廃人だった監督による“早すぎた傑作”。

『ホモソーシャルダンス』(2019年/11分)監督・脚本:東海林毅 出演 :新宅一平、鈴木春香、内田悠一、楊煉、ゼガ、Chris Darvall、皆木正純、吉澤慎吾
ホモソーシャルダンス_R
イケてる男⼦学⽣6人のグループに1人の⼥⼦。このグループに⼊れない気弱で貧相な男⼦が1⼈。彼は彼女にアタックしようとするが、いつも周りに笑われてばかり。しかし、⼥⼦がこの男⼦を傷つけるような拒絶をしたことで、男⼦学⽣グループは、この⼥⼦を敵視し、グループを追い出そうとするようになる。男性社会の持つホモソーシャリティ(単一社会性)とミソジニー(女性嫌悪)というテーマを、寸劇とコンテンポラリーダンスによって皮肉を込めて表現した。

『帰り道』(2019年/10分)監督・脚本・編集・VFX:東海林毅 出演:眼 鏡太郎 田中博士 照井健仁 永井秀樹 高木公佑 葛堂里奈
帰り道_R
1944年、戦時下の日本・福岡を舞台に、徴兵検査を受けた学生たちの帰り道での青春の一幕を描く。戦争という大きなうねりにかき消される、セクシュアルマイノリティーの青年の極私的かつ人間的な感情を掬い取り可視化した。 

『片袖の魚』 (2021年/34分) プロデューサー・監督・脚本:東海林毅 原案:文月悠光「片袖の魚」 出演:イシヅカユウ 広畑りか 黒住尚生 猪狩ともか 田村泰二郎 原日出子 ほか
片袖_R
自分を不完全な存在だと思い込み、自信を持てないまま社会生活を送るひとりのトランス女性が新たな一歩を踏み出そうとする―。日本で初めてとなるトランスジェンダー女性の俳優オーディションを開催し、選ばれたイシヅカユウがひかりを体現する。

東海林毅監督プロフィール
東海林監督白_R
第4回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で審査員特別賞を受賞。商業作品の監督を務める一方、近年では『老ナルキソス』、『ホモソーシャルダンス』『帰り道』など自主制作した作品が国内外の映画祭で高い評価を得ている。最新作『片袖の魚』では日本初のトランスジェンダー女性の俳優オーディションを開催した。