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4/8(土)~ 『憂鬱な花』ほか堀井彩監督特集

『憂鬱な花』ほか堀井彩監督特集
「ぴあ中部版」映画担当をしていたこともある堀井監督、過去の8ミリ作品とゆうばりで上映する新作を併せた4プログラムを特集上映します。名古屋出身の俳優たちの出演作品もあります。監督からのメッセージもありますが、ぜひ名古屋の方々にみていただきたい特集上映です。

上映スケジュール 
※堀井彩監督ほかゲスト来場予定(各プログラムに赤字で表記していきます 司会は北村朱美さん)

4/8(土) 15:00A/17:00B/19:00D 
4/9(日) 15:00C/17:00D/19:00A  

料金 1プロ800円 (ドリンクなし)

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〈Aプロ・8mm作品〉2作品計88分
『暗闇に抱かれて』(1993年/52分) 主演:水田朋子、三浦大二、梶間広美、吉野家菊之助、ふうたろを

暗闇に抱かれて_R
90年代初頭の名古屋在住時に製作された8㎜作品。名古屋の各小劇団メンバーも多数参加しており、名古屋を中心に岐阜・三重・京都を股にかけて撮影された。シネマスコーレ、吉祥寺バウスシアターなどで上映。犯罪を繰り返しながら各地を転々としている撫子は、ある日‟名前がない″という男に助けられ、彼の妹探しを手伝うことになる…。

『東京女』(1998年/36分)主演:福田哲也、宮川ひろみ
東京女チラシ_R
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭コンペ部門に出品され、三池崇史監督の一押しでもあった作品。ドイツ・ニッポンコネクションなど多数の映画祭で上映され、この作品を機に商業作「異形ノ恋」を監督した。失業中の晃は、大学時代の同級生・多菜子と再会。別の男性と婚約中の多菜子と、密会を重ねるようになる。

〈Bプロ〉
『スターチャイルド』(2013年/80分)主演:高木公介、有元由妃乃、合アレン、岩崎友彦
※内田剛史さん、松田典子さん来場予定
スターチャイルド1_R
一時期映画から遠ざかっていたが震災後に再会した堀井監督が、名古屋在住時の経験をモチーフに描いたSF青春ドラマ。スペイン・マルベーリャ国際映画祭、アメリカ・シネロッコム国際映画祭で長編コンペ選出。スターになる啓示を受けて、東京へとやってきた晃は、妙な女・多菜子に拾われ、アングラ劇団へ入団するが…。
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〈Cプロ〉2作品計99分
『既読スルー』(2016年/46分)主演:木村リノ、しじみ
 ※木村リノさん、清水佐和さん来場予定
既読スルー1_R
開催中の演技ワークショップから生まれた一作。8mm時代の代表作「忘れられない女」の男女を入れ替え、現代に置き換えて描いている。別れた恋人・恭一のことが忘れられない女子大生・眞名水は、自分を慕ってくる先輩・桐郎に八つ当たりして憂さを晴らす毎日。しかし感情が抑えきれず、恭一の現在の彼女を殺そうと企てる。
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『サークルゲーム』(2017年/53分)主演:内堀太郎、加藤絵莉、西入美咲 ※加藤絵莉さん来場予定
サークルゲーム1_R
「退屈な日々にさようならを」(今泉力哉監督)主演の内堀太郎、愛知出身で「裸のアゲハ」(榊英雄監督)などの加藤絵莉共演による最新作。元同級生の不倫をテーマに、普通の感覚を静かなタッチで描いていく。大学時代のサークル仲間の葬儀で、かつての恋人・多菜子と再会した晃は、彼女が未亡人であるのを知り、心が揺れ動く。
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〈Dプロ〉2作品計92分
『東京、吐息、自死』(2015年/29分)主演:米澤成美、小林郁香、吉田智恵

東京、吐息、自死1_R
全編i-Phoneによる自撮り撮影により製作された短編。「東京来て10年、私は何者にもなれなかった…」同日同時刻に自殺を決意した3人の女たち。彼女たちは、思い出の東京を巡り、東京タワーへ辿り着く。同じシナリオをタイプの異なる女優3人が演じることで生まれる、異色シンクロニシティ体験! 裏神保町映画祭などで上映。
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『憂鬱な花』(2016年/63分)脚本・主演:長谷川千紗 ※長谷川千紗さん、野間清史さん来場予定
憂鬱な花1_R
日本芸術センター映像グランプリにて最優秀賞を受賞、今年3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭での正式上映された女性ドラマ。30歳を過ぎても女優の夢を捨てきれず、銀座のクラブでアルバイトをしながら、演技ワークショップへ通う多菜子。スキルアップのためにシナリオ教室へ通い始めた彼女は、歳下のフリーター・晃とつきあうようになるのだが…。
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堀井彩(ほりいひかる)監督プロフィール
堀井監督_R
大阪府出身。京都・大谷大学卒業後、「ぴあ中部版」映画担当に従事したのち上京。雑誌編集・ライターなどをしながら映画制作を続ける。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、水戸短編映像祭、インディーズムービー・フェスティバルなどに入選後、『異形ノ恋』(出・西川方啓、木下ほうか、寺田農)で劇場デビュー。2008年『窓辺のほんきーとんく』(出・辻岡正人、吉沢明歩、神楽坂恵)後、いったん映画から遠ざかるが、近年再開。現在、『ザ・シェフ』などの剣名舞原作・共同脚本による長編SF青春映画『タイムカプセル』を準備中。
監督からのメッセージ
大学を卒業してから23歳~25歳までの3年間、1991年3月~94年2月までを名古屋で過ごしました。「ぴあ」中部版の映画担当として一日中駆けずり回り、金曜の夜中から日曜の夜中まで8㎜映画撮影に没頭する…今思えばいつ寝てたんだろうという生活です。その後、僕は上京し、仕事をし、劇場公開作を撮らせてもらい、結婚をし、子どもも生まれ、会社が倒産したりもしましたが、まだなんとか生きています。
今回、名古屋でいくつか作品を上映してもらえることになり、約20年振りに名古屋へ行かせていただきます。当時、作っていた8mm映画も上映していただけるようです。あの頃、参加してくれた映画関係者や劇団関係者は、今どうしているのでしょうか? 映画に映し出される四半世紀前の名古屋の様子とともに、僕の現在を体験していただければ幸いです。