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ピンク映画50周年記念作品『色道四十八手 たからぶね』(企画・原案:渡辺護)公開記念  渡辺護自伝的ドキュメンタリー上映のご案内

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ただいま名古屋シネマテークで絶賛上映中の「色道四十八手たからぶね」。この連動企画としてシアターカフェでは3/21(土)から「渡辺護自伝的ドキュメンタリー上映」を開催いたします。21,22には井川耕一郎監督と製作・編集の北岡さんを迎えてのレクチャー&トークも開催いたします。また来場者特典、スタンプラリーのほか会場に貴重なポスターやプレスの展示や渡辺護監督のかぶられていたキャップ(チラシにも映ってますね)や最後の直筆文章なども設置いたします。こんな機会は二度とないような盛り沢山な渡辺護祭りとなっています。ぜひこの機会にシアターカフェにお越しくださいね。今回シニア料金も設けましたので、年齢わかるものもご持参ください。男女問わずご覧いただける作品です。女性のかたもぜひ。このドキュメンタリーを見ると、撮られたピンク映画も必ず見たくなります!

ピンク映画50周年記念作品『色道四十八手 たからぶね』(企画・原案:渡辺護)公開記念  渡辺護自伝的ドキュメンタリー上映
上映作品リスト(入替制)
A 渡辺護自伝的ドキュメンタリー第一部「糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護」(2011年/122分)

出演・語り・製作:渡辺護 監督:井川耕一郎
2009年の秋、製作延期になった作品のせいで時間があき、渡辺さんに自分のことを語ってもらうプロジェクトが始まった。第一部では監督デビュー作「あばずれ」を撮るまでのことを語っている。第一部は、渡辺護が自分の人生を題材にしてつくった新作というふうに見ることもできるだろう。
渡辺監督の人となりが映画館禁止されていた子供時代やお兄さまと春画の話から見えてきます。「あばずれ」見たいです

B 渡辺護自伝的ドキュメンタリー第二部「つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史」(2012年/138分)
出演・語り・製作:渡辺護 監督:井川耕一郎
第二部をピンク映画史。「若松孝二と向井寛」、「小森白と山本晋也」というふうにお題を立ててインタビューをすることから始め、その後は自作解説の流れの中で、スタッフやキャストがどんな人だったかを聞くようにした。撮って、飲んで、ケンカをしてをくりかえすつわものどもの群像喜劇、ピンク映画の活気がよみがえる。
みんながめちゃ若いときの貴重な写真も!若松孝二監督はビジュアルがかわいい感じすらします。どの作品も見たい!

C 「紅壺」(1965年/75分/扇映画)
監督:渡辺護 脚本:吉田貴彰(吉田義昭)、撮影:大森一郎(門口友也)
出演:真山ひとみ、原あけみ、黒木純一郎、千田啓介
少女は男たちを利用してトップモデルを目指す。渡辺護は主演の真山ひとみに一目惚れ。映画を撮る歓びに恋する歓びが加わった初々しい監督第二作。結局、失恋したものの、渡辺は東てる美、美保純、可愛かずみと魅力的な新人女優を撮ることにとり憑かれていく。
昔のほうが枕営業も多かった気が…。本当に真山ひとみが小悪魔チックで男心をワシ掴みに!
+「渡辺護が語る自作解説 新人女優を撮る」(30分)

D 「(秘)湯の町 夜のひとで」(1970年/75分/わたなべプロ)
監督:渡辺護 脚本:日野洸(大和屋竺)/撮影:池田清二
出演:大月麗子、吉田純、二階堂浩、港雄一
さすらいのエロ事師を描く系列の代表作。温泉街に流れ着いた久生と雀。監督の久生はブルーフィルムの傑作を撮ろうとするが…。愛する久生と離れ離れになった女優の雀がぼろぼろになって早朝の川原にたたずむラストには、悲哀を突き抜けた崇高さが感じられる。
「色道四十八手たからぶね」のほたるさんと野村 貴浩さんは「雀と久生」とクレジットされていますよ。原点がここに。
+「渡辺護が語る自作解説 エロ事師を撮る」30分)

渡辺護プロフィール
1931年3月19日東京生まれ。1950年、早稲田大学文学部演劇科に入学。その後、八田元夫演出研究所に入り、演出を学ぶ。テレビドラマの俳優、シナリオライター、教育映画・テレビ映画の助監督などを経て、1964年、ピンク映画界へ。1965年に『あばずれ』で監督デビュー。1970年頃からピンク映画を代表する監督として認められるようになる。現在、監督作品として確認できるものは210本ほどだが、実際にはそれ以上撮っていると思われる。
主な作品に『おんな地獄唄 尺八弁天』(70)、『(秘)湯の町 夜のひとで』(70)、『日本セックス縦断 東日本篇』(71)、『制服の娼婦』(74)、『痴漢と女高生』(74)、『谷ナオミ 縛る!』(77)、『少女縄化粧』(79)、『激撮! 日本の緊縛』(80)、『好色花でんしゃ』(81)、『セーラー服色情飼育』(82)、『連続殺人鬼 冷血』(84)、『紅蓮華』(93)などがある。2013年、新作『色道四十八手 たからぶね』の準備に入った矢先に倒れ、2013年12月24日、大腸ガンで亡くなる。遺作は『喪服の未亡人 ほしいの…』(08)。

井川耕一郎プロフィール
1962年生まれ。早稲田大学在学中に早大シネマ研究会に所属。86年に製作した『ついのすみか』がぴあフィルムフェスティバルに入選。93年、後藤大輔『のぞき屋稼業』で脚本家デビュー。映画美学校で第2期から演出・脚本部門の講師を務める。2000年『寝耳に水』監督。35mmのピンク映画『色道四十八手 たからぶね』が2014年公開。

上映スケジュール 3/21(土祝)~27(金)
3/21(土祝)
15:00 A第一部 「糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護」(2011年・122分)上映 レクチャー(~17:45)
18:15 C「紅壺」(65年/75分)+「渡辺護が語る自作解説 新人女優を撮る」(30分) トーク(~20:30)
3/22(日)
15:00 B第二部 「つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史」(2012年・138分) レクチャー(~18:00) 
18:30 D「(秘)湯の町 夜のひとで」(70年・75分)+「渡辺護が語る自作解説 エロ事師を撮る」(30分)
平日
3/23(月) 16:00A  19:00C
3/25(水) 16:00B  19:00D
3/26(木) 16:00A  19:00C
3/27(金) 16:00B  19:00D

料金
1作品 1300円・シニア1作品1100円(各ドリンクなし)
スタンプラリー開催。全作品見た方は最後の作品は100円引きでご覧いただけます。

来場者特典ポストカードあり。展示物も多数あります。
予告編はこちら