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「39窃盗団」 再上映します。

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「39窃盗団」は昨年9月にシアターカフェでも上映しましたが、見た方が「他の方にもお勧めしたいけど、上映が終わってしまう」とおっしゃってくださったり、また再度見たいなどというリクエストから今回再上映することとなりました。終始一貫した明るい語り口ながら、障害者を取り巻く現実に時にシビアなまなざしを投げかけていて、“じめじめとした障がい者もの”にはしたくなかったという監督の視点が、見ているこちらの障がい者観を覆す名作です。いろいろな自主上映会でも上映されることの多いファンの多い作品です。ぜひご覧くださいね。

39窃盗団(2011年/113分)
監督・脚本:押田興将 
出演:押田大 押田清剛 山田キヌヲ 斎藤歩 内田春菊 ベンガル 品川徹
製作:サンキューキネマ団  配給:オフィス・シロウズ   
後援:財団法人 日本ダウン症協会/特定非営利活動法人 東京都発達障害支援協会
兄キヨタカ(押田清剛)、ダウン症。弟ヒロシ(押田大)、発達障害。刑務所を出たり入ったりのヒロシは、オレオレ詐欺のリーダー・ケンジ(斎藤歩)に「お前の兄貴は、刑法39条があるから、刑務所に入らなくていいんだぞ」と、そそのかされる。キヨタカと幼馴染の和代(山田キヌヲ)の三人で、ケンジにだまされているとも知らずに、のんきにドロボーの旅に出て空き巣を繰り返す。痴呆老人の金山(品川徹)も加わった緊張感ゼロな「サンキュー窃盗団」。本当に、彼らはつかまることは無い!…のかな?
8歳下の弟がダウン症であることが、自分の人生に“居座っていた”という押田監督が、10年以上温め続け、やっとの思いで実現した作品というだけあって、兄弟を見守る視点は温かい。そして私は山田キヌヲの置かれた立場にこそセンサーが働いてしまうのだ。ダウン症だけでなく、発達障害の人たちを取り巻く環境をみんなに少しでも感じてもらえれば。
Ⓒ2011サンキューキネマ団

押田興将監督プロフィール
1969年神奈川県出身。日本映画学校卒業。「うなぎ」(1997)でメイキングを担当し、「カンゾー先生」(1998)「セプテンバー11」(2003)では助監督として今村昌平監督作品を経験する。その後、数多くのドキュメンタリー作品の制作にたずさわり、2004年、李相日監督作品「スクラップ・ヘブン」よりオフィス・シロウズにプロデューサーとして参加。以降、「恋するマドリ」(07/大九明子)WOWOWドラマW「人間動物園」(09/田中誠監督)「アブラクサスの祭」(10/加藤直輝監督)「夢売るふたり」(12/西川美和監督)などを手掛ける。ドキュメンタリー監督作品に「チャレンジド」「数奇工匠」がある。

上映スケジュール
3/7(土)~3/17(金)1週間(火曜日除く)
1日2回上映①13:30~ ②19:00~

料金 1000円(ドリンクなし)
公式サイトはこちら。