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TIL&GFF2014&D-CINEMA 行ってきました!

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3連休にがっつり東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に行ってきました。以前1作品だけ見に行ったことはあるんですが、こうもがっつり見るのは初めてです。23回目を迎える歴史と東京ということで、当事者たちが楽しむ映画祭となっていて、とても明るく、楽しいお祭り騒ぎ的な映画祭でした。会場はイケメン率がかなり高かったのですが、ほとんどゲイの方たちかと思うとバイであってほしいと思う私なのでしたww。
見れなかったのはユーロスペースでしかやらなかった作品など3作品で、あとは制覇。どれもテーマがしっかりあって、バラエティに富んだプログラムとなっていました。さすがのラインナップです。
印象に残っているのをあげます。
「アゲンスト8」ドキュメンタリーは苦手ですが、見ておくべき作品だと思います。カリフォルニア州で結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過してしまい、かつては合法とされていた同性婚が禁止されてしまうことに。これに同性婚カップル2組が訴訟を起こします。進んでいるとみられていたカリフォルニアでさえ、こんな感じなのだから、いかにいろいろな差別や偏見と闘わねばならないか、を考えさせられます。
「カミングアウト」日本人の大学生の男の子がいかに家族を含め周りにカミングアウトしていくか、をつづった作品です。割と周りがいい人ばかりなので、恵まれた環境のように見えますが、こうした気持ちを持つ方々が多いと思うので、参考になる教材的作品かとおもいます。
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「ヴァギナ・ウルフなんかこわくない」ちょうどタイミング的にろくでなし子さんのことがあったので、着ぐるみを持ってこなかったという監督ですが、フェミニズムな観点からも、インパクトからもおすすめできる作品です。なぜか女性器のことをくちにするのはタブー視されているのは、日本だけでなく、映画館の窓口で「ヴァギナ」を連呼してもらえるようにタイトルをつけた、という監督のメッセ―ジにうなづきました。監督の自伝的作品でもあるので、映画製作のこともかじれる、楽しいお話です。夢を追いかける「KAZUYA」の女性映画監督版みたいなものですw。
「52チューズデイ」母親がトランスしていくさまを女子高生がつづった作品。母親がホルモン治療中、別居して毎週火曜日だけ会うという設定なので、実際52週にわたり毎週火曜日だけ撮影したもの。情緒不安定になっていく母親と自らも思春期を迎え、性に目覚めていく感情のゆれを描いています。トランスのことだけでなく、親子関係に与える影響も描かれているのがいいと思います。ホルモン注射が合わなくて治療を断念したり、他の方法で男になりたいと願う母親の切実さもリアル。
「湖の見知らぬ男」これは、インパクト、という意味で一番!ハッテン場殺人事件なんだけど、あきらかに犯人てわかってて近づいたと思ったら、肉欲に負けてまったくそんなこと気にせず夢中になるあたり、笑える。まさかの最後にも場内爆笑。フランス、またヌーディストビーチ(湖ですが)ということで無修正で気にしないのはわかるが、すごいアングルばかりだったので、ビックリした~。ほぼヘアなしだったので、丸見えなのもビックリ。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞とか「カイエ・デュ・シネマ」の2013年映画ベスト10で第1位とか信じられない!だって笑える事件だよ!!
ということで会場は外国人の方も多かったせいか、観客のリアクションも大きくて盛り上がりました。よく笑った!ゲイものはほぼ満席か立ち見になりました。ゲイ率高かったです。
レインボー・リール・コンペティションに杉田愉監督の「キユミの詩集 サユルの刺繍」も出ていましたが、とくにレズ感を私は感じなかったです。監督と出演の二人も来場していましたが、美しく成長しており、春には新作を撮るそうです。またこのシリーズはまとめて上映会を企画したいです。
空き時間にSKIPで開催されているD-CINEMAにも行ってきました。短編2プログラムを見てきました。シネマ健康会の松本卓也監督の「帰ろうYO!」は単純に楽しかったです。キャラ勝ちな感もありますがね~。ほかに「十人十色 世界は何色でできているの?」も色覚異常の女の子の自分探し的なお話ですが、押しつけがましくないので、好感もてました。「ネクタイと壁」も映画として完成されていました。トークまで聞けなかったのが残念でした。
そんなこんなで3日間、映画漬けの毎日でした。いろいろな新しい作品に出会えて楽しかったです。
多分名古屋でレズゲイ的な映画祭をやるときには、こんなふうな盛り上がり方はできないだろうけど、少しでも何かの役にたてれば、と思うのです。待っててくださいね。
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