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「ほとりの朔子」公開記念 深田晃司監督&杉野希妃さん特集上映 ABプロ紹介

名古屋シネマテークで公開された「ほとりの朔子」も好評でしたね。よかったです。「歓待1.1」も併せて上映されましたが、深田晃司監督の作品はこれまで名古屋未公開だったので、これを機に一気に深田晃司監督の世界を知ってもらおうと特集上映を企画しました。プロデューサー兼出演の杉野希妃さんの短編特集も併せて開催します。「歓待」「ほとり」と続けてみてもらうとわかりますが、このタッグは間違いないですね。4/30(水)から開催します。
まずは深田監督の作品をご紹介しますね。

深田晃司監督プロフィール
1980年生まれ。大学在学中に映画美学校3期フィクション科に入学。2001年初めての自主制作映画『椅子』を監督、2004年アップリンクファクトリーにて公開される。その後2本の自主制作を経て、2006年『ざくろ屋敷』を発表。パリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。2008年長編『東京人間喜劇』を発表。同作はローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出、シネドライヴ2010大賞受賞。2010年『歓待』で東京国際映画祭「ある視点」部門作品賞受賞。2013年には三重県いなべ市にて地域発信映画『いなべ』を監督。2005年より現代口語演劇を掲げる劇団青年団の演出部に所属しながら、映画制作を継続している。

「ほとりの朔子」公開記念 深田晃司監督&杉野希妃さん特集上映
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Aプロ
「東京人間喜劇」(2008年/139分)
企画・監督・脚本・編集:深田晃司 出演:角舘玲奈、荻野友里、山本雅幸、古舘寛治、志賀廣太郎
製作:青年団 /(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

オールキャスト劇団青年団による初の本格長編映画作品。フランスの文豪バルザックの作品群「人間喜劇」に着想を得て作られた、単なるオムニバスでも群像劇でもない、映画の、映画による、映画にしかできない「世界の掴み方」を是非あなたの目でお確かめください。
「白猫」ファンであるダンサーのサインを求め、ふたりの女が雨音響く夜の街を駆け抜ける。女性の抱く願望と孤独が夜の帷に垣間見える。
「写真」アマチュアカメラマンの女の子が初めて開く写真展の一日を通して描かれる、友情への期待と失望。現代日本において消費されていく「芸術」の一風景が冷ややかに切り取られていく。
「右腕」欠損した身体を脳があるかのように認識し続けてしまう「幻肢症」をモチーフに、右腕を事故で失った夫とその妻の間に横たわる溝と孤独を描き出す。
単なる偶像劇とはちょっと違う、そして喜劇でもない、むしろ哀しくなるお話です。139分という尺で最初、上映する勇気がなかったんですが、もう面白くて、ぜひ上映したかった作品。3話仕立てだから長さは感じないかも。必見です。
予告編はこちら

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Bプロ (計86分)
「いなべ」(2013年/38分)
脚本・監督・編集:深田晃司 出演:松田洋昌 (ハイキングウォーキング)、倉田あみ 
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

養豚場で働く智広のもとに、赤ちゃんを連れた姉の直子が十七年振りに帰ってきた。「なんで帰ってきたの?」突然の帰郷に訝る智広に「理由いんの?」と直子は素っ気ない。ぽつりぽつりと記憶を辿るうちに、幼い頃に二人で埋めた「何か」を掘りに行こうと、昔と変わらぬ命令口調で智広を連れ歩く直子。やがて故郷を歩くうちに、姉と一緒に過ごした日々が蘇る。思い出と共に二人が掘り起こしたものとは一体? 沖縄国際映画祭の地域発信映画の一作として、三重県いなべ市の市民とともに作り上られた作品。沖縄国際映画祭2014でクリエイターズ・ファクトリー 最優秀賞受賞。
地域発信映画としては、一風変わった里帰りの物語。全体を覆う死のイメージで緊張感あります。いなべの景観なども活かされてます。
予告編はこちら 

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「ざくろ屋敷 バルザック『人間喜劇』より」(2006年/48分)
脚本・監督 深田晃司 絵画・美術 深澤研 製作:東映アニメーション
出演:ひらたよーこ・志賀廣太郎・堀夏子・山口ゆかり

19世紀フランス、ロワール河近くの丘隆地帯に建つ「ざくろ屋敷」に、ある日、謎めいた夫人とふたりの男の子が移り住んできた。母子は、屋敷から離れず、密やかな生活を営んでいる。街の人々は美しい夫人の素性について噂をするが、誰もその過去を知ることは出来ない。バルザックの「人間喜劇」より、「ざくろ屋敷」と「二人の若妻の手記」という二つの物語を機軸に据えて、静止画を中心にドラマを形作る禁欲的な表現手法のもと、古典技法による緻密な絵画が観る者の想像力を捲き込みながら、映画にしかなしえない空間と感情の持続が試みられている。
めちゃストイックな感じのするアニメーションです。静止画にカメラを動かす手法です。照明とか素晴らしいです。
予告編はこちら

上映スケジュール
4/30(水)19:00C
5/1(木)19:00B
5/2(金)19:00C
5/3(土)14:00A/17:00B/19:00C
5/4(日)14:00A/17:00C/19:00B
5/5(月祝)14:00A/17:00B/19:00C
5/7(水)14:00A/19:00B
5/8(木)14:00A/19:00C
5/9(金)14:00A/19:00B
料金 1プロ1500円/2プロ2500円/3プロ3500円(すべて1ドリンクつき)
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