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京アニ&Do CTFK 2013に行きました

おはようございます、ミドリンゴです。
昨日はちょっと頭痛がしてましたが風邪がほぼ治ってきました。
インフルエンザも流行ってるんですね、皆さまもお気を付けください〜〜。

さてさて、先週末の土曜日は京都のみやこメッセで開催された
「京アニ&Do CTFK 2013」へ行ってきました。
京まふのときすごい列だったから侮れないとのことで朝9時(開場1時間前)に着けるよう向かいました。
朝5時半起きです。

予定通り到着すると、すでに正面入口前に長い列が!
しばらくして待ち合わせしていた方と合流でき寒い中ひたすら待ちました。

開場時間になり順番に入場。
同会場の別の部屋で開催されている美術展に来場の年配の女性の方たちが
これは何の行列ですか?と聞いてました。そうですよね、謎ですよね。

会場が、みやこメッセの2階ホールだったのでエスカレーターで上がりました。
入口に、ポニーキャニオンさんやランティスさんその他
いくつかお祝いの花輪が飾られています。

●全体の内容
下記でした。
・原画展示コーナー
「Free!」「境界の彼方」「中二病でも恋がしたい!」「たまこまーけっと」などのアニメーション原画/版権イラスト原画展示(移動式掲示板にガンタッカー留め+軽い額縁入)
・上記作品の絵コンテや脚本、石原監督アイデアノート6冊など(ガラスケース展示)
・物販コーナー(基本的に常設の直営ショップでも買えるものばかり販売とアナウンスしてました)
・トークイベントコーナー
・別チケットが必要なスペシャルイベントコーナー(別室?)
・スタジオのスタッフからの名刺サイズカード・メッセージ掲示コーナー
(来場者もカードメッセージを書いて掲示可)

そんなに物量ないかなと思ったけれど、原画が大量に展示してあり圧巻でした。
この原画コーナーが相当見ごたえがありおもしろかったので、
原画鑑賞→トーク聴講→休憩→原画鑑賞→トーク聴講→原画鑑賞→トーク聴講→絵コンテ類鑑賞、物販で
〆にまた原画を観て、アンケート書いて、メッセージコーナー見てという流れでした。
結局、開場から閉場過ぎぎりぎりまで居ました。。

●トーク
聞いたトークは下記です。第4回のトークはもう疲れてきたのと、
未見の箇所もあったので聞きませんでした。
そして、まったくメモを取ってないので、思い違いしている箇所があるかもしれません。
すみません〜〜。この頃怠惰です。

第1回 11:00~11:45 (45分)監督対談!登壇者:石原立也、山田尚子、武本康弘、他
第2回 13:30~14:00 (30分)「Free!」キャラデザを語る!登壇者:西屋太志、武本康弘、鈴木達央(スペシャルゲスト)
第3回 15:00~15:45 (45分)プロデューサー対談!登壇者:大橋永晴、八田真一郎、他

基本的にどの回も事前にHPで募った質問の中から司会者が聞いていく形式でした。

第1回 監督対談!
司会の方は文芸の女性の方です。
監督対談は、好きなキャラは誰か、他の監督の人物像についてそれぞれ話す、ロケハンについてなどでした。
山田尚子監督が音楽好きな女子大生のように
かわいらしくきらきらしていてすてきでした。
好きなキャラが、Free!の江ちゃん、細めのポニーテール、制服スカートの丈、肩のラインなど全体のフォルムがとてもかわいいとのこと。

ロケハン、「けいおん!」映画時は石原監督と山田監督がイギリスへ行き、
ロンドンの街並みやストーンヘンジなど観光地と普通の街中の両方を取材したそうです。
視点としては実際に唯たちが行きそうで着目しそうな、
かわいかったりおもしろかったりする街中のもの、例えば石畳など、
そしてライブハウスもたくさん行かれたそうです。

石原監督はロケハン後にグーグルマップのストリートビューを見ると
画像があるじゃないか!ということが多く、
それを参考に描いたと思われたくないので、できるだけ写ってない景色を使うようにしたい(している)
ということを離されていました。

石原監督と山田監督を指して、
創作をする人間として、日常生活が多少破たんしているくらいの破天荒さがある人の方が
おもしろいものが作れるのでは、というようなことを武本監督がお話されていました。

石原監督は武本監督が、いろいろなことに対して
とてもバランス感覚に優れた人だと話されました。

石原監督は、「中二病〜」のとき、原作のキャラクター数が少なかったので
アニメとしてお話を成立させ動かしていくために数名のキャラクターを作ったことなど、
制作上の定式があるんだなぁと思いました。

他にも、登壇されてない内海監督は男子好き、山田監督は女子高生好き、など
制作する上でのそれぞれのこだわりについてなど、いろんなお話が出ました。

第二回 「Free!」キャラデザを語る!
こちらは武本監督が司会的な役割をされていました。
来場者女子の目線に熱いものを感じる回でした。
どのようにデザインをしていったかについて、内海監督とのやり取りなどが主な内容でした。
途中で真琴役の声優・鈴木達央さんが登壇し会場が湧きました。
(別チケットが要るスペシャルイベント「境界の彼方」のために来場されていたので)
原画に書かれていた内海監督のコメントとも併せて
作品を作る上で、キャラクターの外見と性格、それらをお話の中で
どのように魅力的に描いていくか、視聴者の求めるものなど
よく考えて作られているんだなと感じました。
キャラクターの服装について、基本おまかせでと監督が言っても
ほぼ直しが入るというくだりが可笑しかったです。
例えば、怜のパジャマをどうするか聞いて、
おまかせでと言われたのでふつうの上下に分かれたものを描いて提出したら
全面に蝶の模様が入って返ってきたとかです。
怜の髪型はキャラのおしゃれさを意識して描き、とても気に入っているとのことでした。
そして、凜の髪型は最初真ん中分けだけだったけれど、
他のスタッフから何か足りないという意見が多く、中心に長い髪を足したなど。
ちょっとしたことが大きいんですね。

第3回 プロデューサー対談!
私は前夜が仕事で遅く朝早く出てきたのであまり寝てなくて
この回は睡魔にあんまり勝てませんでした。。
作品プロデューサー2名+音楽プロデューサー2名の登壇。
司会は文芸の男性の方でした。

「Free!」、展示のところには原作小説「ハイ☆スピード」2巻発売予定のみの情報だったので
2期の発表があるのでは、と同行してくださった方が話していて
しかし、それを感じさせるような発言はあるものの
どうなるかはっきりしませんでした。

やはり、制作してきちんと採算が取れるのか
しっかり見極めてやっていかないと難しいだろうから、
今回のイベントにその辺りのリサーチも入っているのでしょうか?

音楽をどのように作っていったか
石原監督のロケハンは雪山に登って監督が滑り落ちてしまったり
高いところで落ちそうになったりなど、今だから笑えるハプニングなど
いろいろなお話がありました。
眠すぎて記憶に靄がかかっていて残念です。

西屋さんのサイン会が第2回トーク後にありました。
色紙購入者のみ参加可で、私たちの入場時すでに売り切れ。
トークコーナーの横でサインだったので様子を見ることができました。
Free主要キャラ5名の線画イラスト入り色紙にサイン(自分の名前も書いてもらえる)です。
一番最初にサインを貰った方に見せてもらい、
その方は遠方から来場で、ネットカフェなどで時間をつぶして朝5時から並んだ
5時の時点で50名くらいは並んでいたと聞きました。
すごいなぁ、と思いました。

●原画展示

今回、原画が大量に観られたのが一番良かったです。
アニメーションスタジオに入ると線の練習を1年くらいする、と元アニメーターの方に聞いたことがありましたが、本当に線がきれいでした。
同行いただいた方によれば、常に先のとがった状態の鉛筆をたくさん用意して描くらしいです。
人体の遠近パース、リアルさにアニメ的デフォルメをほどよく入れ込んだ
おもしろい構図のものも多く、それだけで作品とも取れる絵もいっぱいありました。
また、監督が出す表情やポーズについての細かい指示書きも興味深かったです。

水のシーンの原画が本当におもしろかったです。
そこだけ取り出してシーンをうまく構成すれば、
優れた抽象アニメーション作品になりそうな勢いです。

これらの原画は、動画も入れるとすごい数なので
随時処分されていくそうです。。
販売は予定無しで、シーンによっては多少、後輩の学習用に取っておくこともあるが
ほぼ一律処分とのこと。もったいないと思いました。

同行の方によると、漫画原稿など、版下だったものが
展示用の作品として価値があるという定義が一般化してしまうと
持っているだけで固定資産税がかかってくるため困ると主張する漫画家さんもいらっしゃるそうで
そうした面からも、販売は難しいのかなという話が出ました。
なるほどなぁ。。

原画コーナーは、そんな感じで
とにかく見ごたえがありました。

●スタッフのメッセージコーナー

名刺サイズのカードにそれぞれ手描きでイラストと一緒に描かれたものが多かったです。
大きなイベントながら、手作り感もあって
制作者の方たちを近く感じられる温かいイベントでした。

●全体の感想

赤いジャンパーのスタッフはたぶんスタジオのスタッフさんでした。
青いジャンパーのスタッフは外で並ぶ列の管理もされていたので
外部の警備スタッフさんかなと思いました。
赤いジャンパーのスタッフさんに制作について質問すると
どの方も詳細に答えてくださりました。

知り合いとか特別なことでもない限り、アニメーションスタジオの方に
こんなに気軽に直接質問する機会自体ないので
贅沢だなぁと思いました。

動画→原画→演出→監督という出世コースがあり、
出世後も1つのパートの仕事をするのではなく
監督、演出、原画などを、交代で行っているそうです。

入社時にデッサン力が高い人が多いだけでなく、
デッサンを学ぶ社内の教室などがあり?、各自も研鑽するとのこと。

水の表現について、人物の原画が決まった後
水の表現を入れて行き、それぞれ監修担当者がチェックし直しがあれば行うという流れで
数名の方が関わりながら仕上げていくそうです。

自社オリジナルで版権を持ち、BDやグッズの売上から製作費を回収できるようにし、
そして、ファンが欲しいと思える作品クオリティの高さを維持するシステムなど
いろいろと無駄がなくてすごいなぁと実感しました。

一緒に参加してくださった方が、絵柄の変遷や
いつからこういった感じの絵柄になったのかなど気になるとのことで、
アニメや漫画の流行の絵柄についての話をしたりしていました。

歴代作品の展示ポスターを見ると「けいおん!」以降くらいから、
京都アニメーションさんの現在の絵柄がかなりはっきりしていて
作品ごと細かい違いはあるけれど、何かガイドラインがあって
そこに掛かるようにデザインされている感じでした。

男女の差はあれ、顎のライン、目とまゆの距離、目の形、そして髪の毛など
確かに特徴となるポイントがいくつもありますね。
アニメなどの絵柄の変遷を分析して
きちんとまとめている研究者の方はいらっしゃるんでしょうか?
いらしたらお話をぜひ聞いてみたいです。

最初は、ファンの方を含め
どんな雰囲気なのかさーっと観てトークをちょっと聞く程度かなと思っていたのですが
想像していたよりおもしろく、とても良いイベントで参加できて良かったです。
どうもありがとうございました。

そういえば、京都アニメーションさんの18-25歳対象のプロ養成スクール
現在、公式サイトで募集中ですね〜〜。内容を見ると、すごく良さそう。
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