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世界の短編映画 The World According To Shorts アメリカの青春 輝と陰 作品紹介

オープン時から不定期でお送りした「世界の短編シリーズ」ですが、今回で(多分)最終回です。今回はアメリカの青春映画2作品。ほろ苦さを感じる中編となっています。ここでしか見れない珠玉の2作品です。

「ODE ビリー・ジョーの歌」(1999年/48分) 監督・脚本・撮影:ケリー・ライカート
スタッフわずか2人の超低予算、監督自前のスーパー8ミリで撮影されたこの作品は、ヴェニス国際映画祭でプレミア上映された。ボビー・ジェントリーによる1967年のヒット曲「ビリー・ジョーの歌」をヒントに書き下ろされた長編映画脚本「ビリー・ジョー 愛のかけ橋」(1976年)のノベライゼーションに基づいた作品。ウィル・オールドハムが担当したサントラもマニアの間で伝説となり、アメリカでカルト作品となっている。イラストはケリー・ライハルト監督の親友であるトッド・ヘインズによるもの。つまりマニア受けする作品です。
ケリー・ライハルト監督はミシェル・ウィリアムス主演の「Wendy and Lucy」がカンヌ映画祭で高く評価されたが、日本では未公開(DVDスルー)。評価は高いが日本では公開されない女性監督として要チェックな存在です。
ODE painting by THsm_R


「A GlLANCE APART」(1998年/41分)監督・脚本・撮影・編集:山本兵衛
映像旅行篇「AT NIGHT」が好評だった山本兵衛監督の初短編でニューヨーク大学の卒業制作作品。監督自身の母校のノースフィールド・マウントハーモン校の美しいキャンパスを舞台に、在学中の学生たちをキャストに起用した本作はニューヨーク・エキスポ・オブ・ショートフィルム’98ではベストフィクション賞、シネマテキサス’99では審査員賞をそれぞれ受賞したほか、フランスとドイツの国営TVチャンネルでも放映された。このシリーズで上映した「Wisdom day」などもそうだが、何も起こらない日常を、印象深く、余韻をもって描くところが個人的にはお気に入り。こういう題材をあえてとる、ということが私は好きです。

2作品とも、本当にここでしか見れない作品です。お盆休みの映画館は大作しかやっていないイメージがあるけど、小さな場所でこういう作品をみるのもオススメですよ。ぜひお越しください。

世界の短編映画 The World According To Shorts アメリカの青春 輝と陰  
■上映スケジュール
8/9(金) 19:30
10(土)、11(日) 15:00/19:30
12(月) 19:30
14(水)、15(木) 15:00

■鑑賞料 1000円(1ドリンクつき)
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