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ヨーロッパ旅レポート簡易文字版その1(オランダ編)

移動を含め23日間(11/27-12/19)、ヨーロッパ数箇所を回ってきました。
日本→オランダ→スロベニア→チェコ→ドイツ→オランダ→日本
調理と洗濯もしつつの安い旅です。

オランダは、1日目:アムステルダム、2日目~:Tilburgでした。
アムスが暗くて人が居なくてカモろうとする人がいっぱいいて
二度と訪問したくない国リストに入りかけました。。
泊まったユースは、朝ご飯スタッフに
笑顔のさわやかなかわいい金髪青年がいて嬉しかったです!

見学したところ…

■オランダ NIAf(Netherlands institute for animation films)

NIAfは1993年から開始されたオランダのアニメーション映画協会です。
1993年から国の支援を受けて運営されてきました。
主にアーカイブス、教育、制作者支援などを行う機関です。
制作者支援として、2年間の滞在制作を実施してきました。
オランダ政府が文化支援を2013年から2億ユーロ削減するため
残念ながら2013年1月をもって活動停止。

経緯などの詳細をこちらに以前書きました。


今回は、昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭で知り合った、
アメリカを拠点に商業の仕事や独立制作をしている「Tiny Invention」の桑畑ルーさんが
このレジデンシーに参加しているところを訪ねました。

クリスマス前、閉鎖に伴う移動や後片付けなどで慌しい時期に訪問しました。
場所はベルギーのブリュッセルにも近いオランダ南部の町Tilburg。
アムステルダムから電車で乗り換えて約1時間半です。
レジデンシーのためのアパート(とっても広い!)、
るーさんの家に数日泊めていただきました。
とても快適でした。

そして、るーさんがお願いをしてくださり、
到着翌日の朝11時から、スタッフでアニメーション史研究者のMettaさんが
館内の案内をしてくださることになりました。

私のほとんど会話できない下手な英語に辛抱強くお付き合いくださり
快く案内をしていただけて、とても楽しい時間を過ごせました。

オランダは主に3つのアニメーションを学べる大学があり
それぞれ商業的な教育、芸術的な教育など志向が分かれるそうです。
アニメーション映画祭は2つあり、1つは11月、私が行く少し前に開催されました。
自主制作系の制作者は50~100人くらいいるとのこと。

NIAfは、現在3名のレジデンシーがいて、
るーさん(相方のMaxさんは仕事の都合で一足先に帰国)、
ドイツからフラウカさん、スタジオではなくアパート内で制作している女性とのこと。

るーさんたちの作品は、背景をストップ・モーションで撮影し、
キャラクターは3DCGで制作、それを合成しエフェクトをかけるという技法です。
とても手が込んだ時間のかかる作業だと思いました。

また、3DCGは今回初挑戦なので、
Maxさんがビデオ教則本で3ヶ月かけて技術を学び作ってきたとのことです。
新作ごとに新しいことに挑戦することが多いらしく、
意欲的でおもしろいなぁと思いました。

制作途中の映像や作業工程などを見せていただき、
ストップ・モーションと3DCGを違和感なく合成するために、
ストップ・モーションで撮影した背景と同じ尺寸で3DCGでもセットを作り、
それに合わせてキャラクターの動きや位置を決めて作っていました。
また、画面全体がなじむよう、
細かなエフェクトを後から入れて調整したりと、本当に手が込んでいました。
2名でのチーム制作のためワークフローの管理が大切で、
間違いが起きず情報共有できるよう、
ファイルの場所や作業進行状況など、工夫してやり取りされていて、
プロだなぁと思いました。
かわいらしくおもしろいキャラクターたちがどんなお話をつむぐのか、
完成がとても楽しみです。

るーさんはサラリーマンのように、
平日は決まった時間にスタジオへ行き10時間近く作業をし、
帰宅したら早く寝るという規則正しい生活をされていました。
仕事への向かい方がとてもきっちりしていて意識の高さを感じました。

レジデンシーでは、滞在中に作品を完成させる義務はなく、
そのため滞在終了後も制作し続け完成させる人もいれば、
完成できないで終わる人もいたそうです。

訪問の後半は、これまでNIAfが支援した作品をまとめたDVDを観せていただき、
少しの見学予定がけっきょく半日ほど見学させていただきました。

NIAfの出版物などがセール価格になっていたので
本やDVDを購入しお礼を伝えて帰宅(るーさん家へ)。

翌日は、教えてもらったテキスタイル美術館に行きましたよ!
織物の歴史やデザイナーの作品(服)展示、
個人的に良かったのは、古い手で動かす織機から
現在の工業用織機までがたくさん展示され
最新の機械で実際に布を織り製品を作っていたことです。

名古屋にあるトヨタテクノミュージアムも
織機で織った布の製品を販売したらおもしろいなと思いました。
(売ってたらすみません~~)
織ったものがそこで製品化され販売していると
流れがよりわかると感じました。

あと、ラグ?、絨毯に模様を毛糸で刺繍する特殊な装置もありおもしろかった!
ラグも、国によって製作過程がさまざまで道具もいろいろあるんですね~。

そんな感じで、楽しいTilburg滞在はあっという間に終わり
次の目的地スロベニアの首都リュブリャナへと飛行機で移動したのでした。(続く)
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