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「戦争と一人の女」井上組 ミーハー・エキストラレポート(すいません、まじでミーハーです)

脚本家、井上淳一さんが初長編監督作品「戦争と一人の女」を撮るということで、陣中見舞いに行こうと思っていたところ、「エキストラで竹槍部隊の撮影に来て欲しい」と言われた昭和顔のかっぱさんです。ま、ただの陣中見舞いに行くのは、基本ミーハーな私は撮影の邪魔するだけに終わってしまうと思っていたし、そっちで応援するのもありかな、と先日仕事をさぼって(!?)京都の撮影所まで行って来ました。
今まで劇映画のエキストラは普通にモブシーンで大量募集されている怪獣映画で「逃げる人」とか「野球のスタンド客」とかそういう大ざっぱなものばかりでした。しかし、今回は行ったらすぐ着替え(ま、これはそうだよね)&メイクでテンションあがりました~。もんぺ、すごい似合うじゃん!!メイクはほぼいつもと同じだよ(笑)。てなわけで、ワクワク感大。時間まで撮影所内をブラつき、槍で突くであろう人形を見つけ、記念撮影したりしました。ちなみに今回、普通に慣れた常連エキストラさんに加えて、私たちのような監督の知り合い、とか荒井晴彦さんのお嬢さんとか、いろいろちょうど来ちゃった人も急遽参加させられてました(笑)。
井上組
京都に行く前、ミーハーな私は誰に会いたいかキャストをチェックして、一番会えるんだったら嬉しい人は村上淳さんでした。そしたらいきなり廊下を通り過ぎる自然体の村淳発見!ラッキー、今日はいるんですね!!テンションあがります!その後撮影始まる前、なぜか上半身裸の村淳を見つけ、さらにラッキー!と心の中で叫びました!「なぜ裸!?暑いからか?」と思っていましたが、マイクつけるためだったんですね。そりゃそうだ。少し考えりゃわかりそうだけど、村淳の裸!という文字が頭の中をぐるぐるして、全然思いつきませんでした(バカ)。
とにかく村淳デーということがわかって嬉しかったです。通行人のあと、竹槍訓練でしたが、けっこう難しいことを要求されるので、これでNGだしたら、すっげー迷惑かける!とテンション一気に下がりました。しかし、竹槍で突く演技は自分のところまで順番が回ってこなくて、ほっと一息。助かりました。
その後、なんとまたお着替えがありまして、衣裳部屋の廊下で今度はヒロインの江口のり子さんとファーストコンタクト。スタイルいいです。いつも映画で見る江口さんと雰囲気も一緒でした(そりゃそうだけど)。今度は私はもんぺから昭和なスタイルのスーツに着替えました。エキストラの皆さん洋装、和装とさまざまです。駅でなかなかこない電車を待っているシーンを撮りましたが、監督のご配慮で、村淳が人をかき分けて前に出てくる、という設定の割り込まれる人という位置に立たせてもらえて、とてもありがたかったです(もしかしたら腕しか映ってないかもしれませんが笑)。立ち位置を決めるとき、後ろにいる村淳さんのことを考えて、私は隣の人と少し間を空けて立っていました。そうしたら背後から「カメラが見えるところに」と言って、村淳さんが私の腕をぐっと取って引き寄せ、立ち位置を教えてくれました。うう、村淳さんは「ちゃんといい位置につけよ」というつもりで腕をとって引っ張ってくれたと思うんですが、私は、腕をとられたこと自体が嬉しくて、何も言えず、無言で前に立っていました。ああ、なんてラッキーなの。しょうもないやつ、と思われても、そのほうが嬉しかったかも。ふふふふ。今日最大の収穫です。普通なら、しばらく村淳に触られた服は洗わない~♪と言いたいところですが、今回は衣装だったので、それができず、残念でした。
そんなこんなで嬉し恥ずかしのシーンが終わったら、またお着替えです。すごいよ、3着目です。竹槍訓練としか聞いてなかったのですが、なんせ村淳でテンションがあがってるから、なんでもやっちゃうよ的な気分です。今度はもんぺと浴衣派にわかれ、私は浴衣になりました。風呂敷包みを抱えて、爆撃から逃げる人々の役です。おお、照明さんの腕の見せ所ですね。赤々とした炎と煙のなか、まじで逃げるという雰囲気のため猛ダッシュです。後ろの人がものすごい勢いで叫んで走ってきてくれたので、もう真剣に抜かされないように走らなきゃ、と思って、まじめに走りました。エキストラさんでも「荷物を落としてみようか」とか「こけてみようか」と演技も要求されてる方もいて、走るだけで精一杯な私は皆さんを尊敬しました。
何度かダッシュして、ようやくおしまいです。そのあと、私ははじめてだったんですが、“ガヤ採り”と呼ばれる背景の音だけ採るのを数個やりました。駅での人々の会話、とか走って逃げる人々の叫び声とか。これはちょっとした声優さん気分で楽しいですね。
ということで、ようやくその日の撮影がすべて終了。夜8時頃終わったので、日帰りできて本当に助かりました。村淳の演技の仕方が近くで見れたことも大きな収穫でしたね。もちろん監督の仕切りやスタッフのみなさんの働きぶりもじっくりみせていただき、すごく勉強になりました。映画の撮影現場に参加するのは「折り梅」以来ですしね。たまにこういう空気にふれると現場って楽しいなって思います。でもやはり私は見たり、見せたりするほうが好きなのかもしれません。皆さんが汗水たらして必死になって作りあげた作品を観客に届けるということが私のつとめというか、やりたいことなんです。しっかり受け止めて、どこの劇場でやるにせよ、お客様に届けたいです。
とまあ、まだ終わってないし、撮影が終わってもまだまだやることはたくさんありますからね、それまでがんばってくださいよ、監督。そして呼んでくださって本当にありがとうございました。今回、エキストラでの参加なので、撮影中はもちろん、あまり監督に話を伺うことはできなかったので、エキストラ体験レポート(単なるミーハー)になってしまいましたが、できあがったら、作品の全容と監督の思いをまた取材したいなと密かに思っています。
「戦争と一人の女」出来上がりと公開が今から楽しみです。
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コメント

[C9] 「戦争と一人の女」のこと

今読み終わった寺脇 研「ロマンポルノの時代」の”おわりに”でこの映画のことを知った。プロデューサ寺脇 研、脚本新井晴彦/中野太、監督井上淳一。ロマンポルノの味わいを持った映画を作りたいとの企画とか、期待しょう。エキストラのカッパさんをみつけられるかしら。

[C10] コメントありがとうございます!

コメントありがとうございました。「戦争と一人の女」は8/26湯布院映画祭のクロージングでお披露目となります。一般公開はまだ先になりそうですが、ぜひかっぱを見つけてくださいね!私も自分で探しに行きます!!
  • 2012-08-15 12:19
  • かっぱさん
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